「両チームに違いがあったとすれば、エメルソンの個人技があったかどうか」と、「前節、今節とチームはいい方向にはむかってきている」というセレーゾ監督のコメントと、全く同じ感想を抱いて家に帰ってきました。エメルソン選手についていえば、わたしの感想は、うちのチームが負けるのはFWがいないからという、もう少し極端なものだったんですけど(汗)。今日の試合の時に、鈴木満強化部長が柳沢選手について「期限付き移籍の延長には応じられない」と述べ、欧州の他クラブへの期限付き移籍も断り、鹿島に復帰させる意向を示唆したらしいですけど、帰ってきて欲しい。もちろん、せっかくのヨーロッパへの挑戦が1年では短すぎるとは思うけど。それから、やっぱり熊谷選手がいないのは、痛かったですね(涙)。
今日は、アウェイ側のコーナーの近くで、とても低い席だったので、試合全体はあまりよく見えてません(汗)。最初はアントラーズペースだったから、そこで点が取れなかったのが大きいですね。前半の半分くらいまではペースを握ってたと思うけど、前半の終わり頃には、レッズペースになってました。後半は、早めに前線に放り込むことを止めて、しっかりとボールをキープするように心がけていたようですけど、そこから、崩すことができませんでした。
カウンターに対しても、三都主選手には仕事をさせてなかったし、エメルソン選手にも特に金古選手がよく着いてたと思います。失点の瞬間は、交代の準備をして入ろうとしていた岩政選手に気を取られてたし、反対側のゴールだったしで、ちゃんと見えてないんですけど。
満男選手は、アップの時、ストレッチの動作が一部できませんでした。2人一組になって、お互いに相手のももを持ち上げるという動作です。右足で立って、左足を横に上げるのだけど、右ひざも左ひざもまっすぐ伸ばすことができず、結局、本山選手と2人して芝の上に座ってストレッチしてました。その前の、足を横に上げながら歩く動作の時にも、片足の上げ方が妙に重かったから、気になってたんだけど、筋肉に張りが出てるとか、どこかケガがあるとかなのでしょうか。ロングパスの交換の時は、ほとんど右で蹴ってたと思います。右は精度のいい低いパスが蹴れてたけど、左は数本だけ、それも鋭く飛んだのは1本だけのようでした。
試合中も、足がキツそうでしたね。左から上げたクロスも、ミスキックになったりして。ヴィッセル戦ほど、ボールが足に付いていないという感じは受けなかったけど、かなり無理してる気がしました。それでも、守備では、ここぞという時に頑張ったり、周囲に指示を飛ばしたり。頑張りすぎでイエローカードももらっちゃって、今期、もう2枚めですね(汗)。
この試合は負けてしまったけど、セレーゾ監督の言っている、チームがいい方向にむかっているというのは嘘じゃないと思います。チームにまとまりが出てきたし、やりたいサッカー、方向性が出てきたと思います。ヴィッセル戦のTV放送でレポーターが、満男選手が練習後、スタッフや選手と必ず話すようにしているといってましたけど、その成果が少しずつ形になりつつあるんじゃないでしょうか。今日のように、前半と後半で、チーム戦術を変えられるところも、チームの成長が見えるところだと思います。もちろん、ハーフタイムの監督の指示ではなく、自分たちで変えられるようになっていけば、もっといいんでしょうし、課題も、まだまだあるでしょうけど。一つ感じているのはプレッシングのこと。セレーゾ監督のサッカーは、前線からキッチリプレスをかけていくサッカーだと思うけど、何人かの選手に、その意識が低いように見えちゃうのは、なんとも残念です。
次節は金古選手とフェルナンド選手が出場停止。満男選手以外の今日試合に出てた選手の中にも、明らかにケガを無理している様子の選手が何人もいるし、厳しい戦いが続きますね。でも、選手たちには、この負け試合で自信をなくすことなく次に臨んで欲しいと思います。それから、満男選手は、トリニータ戦が終われば少しだけ休むことができるから、そこまで、何とか壊れずに乗り切って欲しいです(涙)。今のチーム状況で、お休みは許されないでしょうから。
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