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2004.05.12

たくさんのコミュニケーション / vs大分

右のクリップボードのところにも入れた満男選手のコメント。「点数だけ見れば快勝だけれど、内容としてはどうか。足が止まったし、1点返されていたら分からなかった」「2点リードなのに引いちゃって。見る方もやってる方もつまらない」「まず守備からを変えねば」「納得いかない。結果は別に内容も突き詰めねば」

2点も取ったのに、出てくるのは反省の言葉ばかりだったのは、サッカーマガジンでも分かります。「結果だけを見ればいいかもしれないけど…」「2-0ならもっとゴールを目指さなきゃいけないのに」「やる方も見る方も、もう1点を取りにいかないサッカーではつまらない」。

公式サイトのメンバーズルームに載っている、セレーゾ監督の記者会見。今回は、具体的な問題が述べられていました。主に後半についてです。DFラインをフラットにしないで必ず1人余るという決まりがあったが、何回かフラットになってしまった。ミスでボールを失ってリズムを崩した。相手がボールを持った時に、ボランチが一つ前に押し上げて、DFラインがついていく約束事だったが、それができなかったため、5番(ビチュヘ選手)がフリーでボールをさばいてしまった。相手がバックパスをした場合、DFラインを押し上げるという約束事があるが、それができなかった。

スタンドで見ていて、前半15分くらいのところで、満男選手がDFラインを押し上げるようにと、激しく指示してるのに気づきました。後半には、DFに押し上げろというジェスチャーを、セレーゾ監督が何度もしていました。15分のところは、ビデオで見返すと、バックパスの時にラインが上げられてないので、満男選手もセレーゾ監督と同じ問題を感じてたんでしょうね。

ビチュヘ選手へのマークについては、スタジアムでは、本山選手がディフェンダーにプレスをかけに行くのか、ボランチに着くのかが、どうも中途半端で、妙に下がってる気がして見てたんですけど、レポーターによると、セレーゾ監督は大谷選手にもっと上がれと言っていたようなので、ボランチが下がってしまったために空いたビチュヘ選手へのマークに、本山選手が下がってきてたのかもしれないですね。

試合終了のホイッスルが鳴ったと同時に、うつむいて苦しそうな様子だった満男選手。その後は、挨拶の列に入るのもそこそこに、ず〜〜っと、大岩選手と話をしてました。相手選手と挨拶もしないでバックスタンドに向かったものだから、根本選手とは顔も合わさず、高嵜選手は後ろから大きく声をかけてくれたので、挨拶できたんですけど、それが終わると、また話し込んで。ゴール裏には、ハッキリと大きく手は挙げてたけど、結局、メインスタンド下に下がっていくまで、ずっと2人で話し続けてました。

「もっと積極的にボールを奪いに行かないと」。「どこでボールを取ればいいのか、決まっていない」(マガジン)と語っていたようなので、守備に関して、いかにDFラインを上げてコンパクトにしてボールを奪っていくかみたいな話だったのかしら。

試合中にも、プレーが止まる合間に、ピッチ上、あちこちで会議が開かれてました。若い選手が多くて、まだしっかりとした土台ができてないチームだけど、こうやって、一つ一つ、問題点を話し合いながら、新しいアントラーズができていくんでしょうね。まずは守備から、そして、その先に満男選手の目指す攻撃的なチームの形がおぼろげに見えてくるのを、今は楽しみにしています。いい勝ち方は、いまのところほとんど出来てないけど、リーグ序盤戦に比べれば、ずっとよくなってきているのは確かだから。

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