小笠原選手2ゴール1アシスト / J1第6節 千葉vs鹿島
素晴らしい試合でしたね。前半、まだ得点を取る前から、自在にパスが回る楽しさに、顔がにやけてました(汗)。相手に退場者が出たとはいえ、後半の攻めはすごかった。前線にどんどん選手が飛び出してくるのを見てたら、ホント気持ちよくって。去年までは何だったんだろう。
試合後の監督会見では、満男選手の変化についてセレーゾ監督に質問が出たようだけど、そんなことより、どうしてセレーゾ監督のやり方が変わったかをちゃんと聞いてほしいですよね。これまでかたくななまでに守備的に戦ってきた人なのに、今のチームは明らかに違うから。3点取ったところで、さらに攻めに行くなんて、セレーゾ監督で見たことあったかしら。それで1失点しちゃいましたけど(笑)。
予報では雨だったけど、キックオフの時には日も差して、少し暑いくらい。途中から曇ってきて、試合が終わってからポツポツと降りました。
この頃勝っているせいか、アントラーズのゴール裏は、埼玉スタジアムの開幕戦より見るからに大人数。応援がチームを強くするんじゃなくて、チームが勝つことで応援が強くなるのかな(笑)。楽しいサッカーの片鱗を見せてくれた広島では、明らかにサポーターの人数減ってたし。でも、気持ちは分かります。やっぱり、お金払って見るなら楽しいサッカーがいいですよね。
キックオフは、最初はアントラーズの選手がけろうとしていたのに、ジェフに変わりました。どうやら、どちらかが勘違いしてたみたい。
かなり隅っこの席で見てたので、よく分からない場面も多かったのですが、序盤は、五分五分か、ややアントラーズが押しているペース。アントラーズは4−4−2で、前節までの内田選手に替わって、初先発のアリ選手が右サイドバックに。アリ選手、走りに速度もあるし、守備も堅実でした。シュートは得意じゃないのかもしれないけど、いい選手だと思います。対するジェフは3−5−2だったのかな。
満男選手の先制点は、左後ろのフェルナンド選手からのパスを、右寄りで裏に抜けながら右足で決めたもの。トラップよかったんだと思います。シュートも落ち着いてましたね。
なぜかブラジル人選手にも、声を掛けて指示を出している満男選手。先制の少しあとには、アリ選手に右前を示してました。そこに走りこめというのか、パスを出せというのか、いずれにしても攻撃に関しての指示だと思います。
しかし、その右サイドから中央にボールが入って、佐藤勇人選手に決められて、すぐに同点に。これで、アントラーズの選手が少し気落ちした感じもありましたけど、落ち着いて対処して同点のままハーフタイム。
後半立ち上がりは、悪くなく、といってペースも握れてませんでしたけど。ペナルティエリア内にドリブルで突進した新井場選手を、相手DFが倒して、得点機会阻止で1発レッドカード。これで気持ちに余裕ができました。
後半13分に、左サイドに流れたボールに、ライン際で必死に追いついた満男選手が、ゴールライン近くまで切れ込んでマイナスのクロス。岩政選手が倒れながらかろうじて足に当てたボールが、ゆっくりとゴールに転がっていき、勝ち越し点になりました。
新井場選手が倒された巻選手を胸で突き飛ばして、両方にイエロー。
後半21分には、右側からのアレックス(?)選手のクロスを、左でフリーで受けた満男選手が、落ち着いて決めて3−1。
さらに攻めるアントラーズ。カウンターを食らって、1点を取りかえされます。
でも、その直後にアレックス選手が野沢選手(?)のパスに裏に抜け出し、GKと1対1。駆け込んできたDFもゆったりとかわして4点目。
交代は、本山選手に代わって深井選手が2列目に。少しして青木選手に代わって右サイドに内田選手が入り、アリ選手がボランチ。3人目は興梠選手が野沢選手に替わってFWに入り、ミドルシュートを放っていました。
華麗なパス回しに、特に何度も野沢選手にチャンスが回りながらも、きめられないままに試合終了。
周りの選手に声を掛けたり、話し込んだりしながら、スタンドに手を挙げていた満男選手が、今日のヒーローインタビュー。終わって引き上げる時のIN.FIGHTの小笠原コールに、手を挙げて応えていました。
自在にポジションチェンジをしながら、攻撃を仕掛ける今のアントラーズはとても魅力的です。最前線、中央に青木選手がいると思ったら、満男選手がボランチに入ってたり。相手チームも困るでしょうね。この素晴らしいプレーが続きますように。ケガ人などありませんように。
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