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2005.05.05

小笠原選手、左ボランチで先発 / J1 第10節 FC東京vs鹿島

2002年シーズンの2ndステージには、散々、3ボランチの右で先発してたけど、2ボランチのシステムの時にスタートからボランチやってるのは、初めてだと思います。記憶にあまり自信がないんですけど(汗)。試合の途中からボランチに下がるのは、このところ多いですよね。フェルナンド選手の出場停止で、満男選手は青木選手と組んで、ボランチの左でした。

もう、すっごく、いいものを見せてもらいました。普段より前に向いてボールを触ることが多いし、スペースもあるしで、ゲームの組み立てをのびのびやってましたね。守備も、普段とは違ってました。確実に奪うことを最優先にしてる感じ。ということは、ふだんは、取ってから攻撃につなげることを考えながらやってるんでしょうね。

ボランチとしてのセンスを感じました。ポジション下がっちゃうと、攻撃的センスを生かす機会が少なくてもったいないけど、ボランチとしてもいい選手ですね。ガンバの遠藤選手が、日本人のMFでは満男選手が「総合的に見てナンバーワン」と言っていたのを思い出しました。

アップの相手は、初スタメンになった興梠選手。今発売中のサッカーaiで、元大船渡高校サッカー部の斎藤監督が、高校時代の満男選手のエピソードとして、授業態度に問題が…という話があったけど、その先生が弱いものいじめをするようなところがあったせいだったらしいなんて語ってますけど、もともと、強きをくじき弱きを助けるみたいな性格なのかな。初スタメンの新人選手がいる時、アップの相手になってるのは、たいてい満男選手。5年前、スタメンに定着した頃、キャプテンマークを巻く、ずっとずっと前から続いている光景です。

中2〜3日で4試合目というハードスケジュールの中、FWのアレックス・ミネイロ選手、野沢選手がケガ。チャンスをもらったのが、FW興梠選手とMF増田選手の鵬翔高校コンビ。満男選手は、2人に、試合中も一生懸命指示を伝えてました。ゴールキックの時には、増田選手にもっと右に張るように指さして指示。相手セットプレーでは、1人残った興梠選手に高い位置に行くように腕を振るジェスチャー。

2人だけじゃなくて、青木選手には、近寄っていってなにやら伝えてたし、本山選手にも指示。ハーフタイムに引き上げていく時にも、青木選手と話し込んでるところに、アリ選手まで近づいてきて何やら訴えてくるし、大忙し。セットプレーの守備でも、ボールを見てる余裕がないくらいに、味方の状態をチェックしてました。ボランチのポジション自体が慣れない上に、周囲にも気を配って大変だったと思います。

攻撃には、ほとんど上がってませんでしたね。コーナーも、右は自分で蹴ってたけど、左は石川選手に譲ってました。2点目が入った直後の攻撃で上がってたけど、目立った上がりはそれだけ。ボランチの位置からの上がり下がりは体力が必要だし、超ハードスケジュールの中ですから、試合終盤までの体力が持つことを計算しながらのことではないかと思います。この日は試合開始時には、まだピッチに強い西日が差していて、すごく暑かったですし。

PKを蹴らなかったのはどうしてかな。満男選手、99年ナビスコ決勝で失敗したせいで、PKを外すイメージを持ってる方がいまだにいらっしゃるようだけど、それ以降は、1度も外してないはずだから、隆行選手よりは確実だった気がするのだけど。

2得点は、いずれも興梠選手のシュートがバーに当たった跳ね返りを本山選手が決めたもの。2点目の本山選手のシュートは、見事でしたね。前の号のサッカーマガジンで、本人もセレーゾ監督もコンディションが悪いと語っていて、この試合でも調子は悪そうだったけど、シュートの感覚は戻ってきてるようでうれしいです。

そうそう、この2点目の起点となった増田選手のパスが浮き球でしたけど、青木選手も浮かせたパスを出してました。満男選手は、浮かせたラストパスが多いのが特徴の1つだと思うけど、その姿を見て下の選手たちも、身につけていくのかもしれません。

後半は、興梠選手のケガでの退場もあって苦しかったけど、しっかりと勝ちました。後半26分、興梠選手と代わって本田選手が入ったところで、満男選手は増田選手と並んで2列目に。このときも、増田選手になにやら一生懸命話してました。その後、内田選手がサイドバックに入って、アリ選手が2列目に。セレーゾ監督は、ロスタイムに阿部選手まで出す、余裕の采配でした。あ、入ってきた阿部選手にも、満男選手は近寄って、何やら言ってましたね。うちも1番いい時のようなプレーが出来たわけじゃないけど、これで6連敗になったFC東京のほうが、もっと状態が悪かった。ミスから自滅してくれたような感じもありました。

試合終了時、前節は満男選手、足がきつかったようで、すぐにストッキングを下げてたけど、今回はそういう動作はなし。試合中に1度、股関節を気にしてるように見えたのが気がかりですけど、大きなケガもなく終われたようです。ゴール裏にあいさつに行く前に、仲良しの土肥選手とちょっと話し込んでました。

興梠選手のケガが長引く可能性もあるようだし、野沢選手、アレックス・ミネイロ選手が次に帰ってこられるかどうか。大変なチーム状況ですけど、次のヴェルディ戦も勝って欲しいですね。そして、ケガ人がこれ以上でませんように。

満男選手は、後半11分にイエローカードを受けて今季3枚目。サイドの守備に厳しく行ったところでもらっちゃったけど、ボランチという役割上も覚悟の上だったのかも。ほかにもリーチのかかった選手がいますから、こちらも心配ですね。

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