試合終了間近、メインスタンド下に選手、スタッフが鈴なりになって試合を見守っている姿を見つけて、引き分けてるの? と思ってはいたけれど、試合が終了してレッズが負けている姿がオーロラビジョンに映し出された時は、信じられない思いでした。
3-0。申し分のないスコア。3点目が決まるまでは、決して、得点機会が多かったとはいえないけど、少ない機会をきっちり決めて、しかも無失点。終盤、選手たちが絶対にゴールを許すまいと守備に体を張る気迫がものすごかった。得失点差は関係ないから失点してもいい条件だったけど、気を緩めるということが、全くなかった。強いチームになりました。
レッズと勝ち点1差になってから、にわかに売れ出したチケットで満員。普段はスタジアムに来てない人がたくさん足を運んでいるんだろうと思うと、負けて失望感を味わわせるチームにはなって欲しくない。勝たせてあげたいとにわかに思い始めて、まるでいつもとは違う緊張感で試合を見つめていました。
そんな自分の心境のせいか、柳沢選手と組んだ満男選手のアップも普段より短く感じるし、アップの途中でシュートを打たないのも、いつもと違うからと不安になって。満男選手が、珍しくコイントスに勝ったのも、なんだか悪い予兆に感じてしまうし、大丈夫、勝つからと、自分にいい聞かせながらの観戦。その気分が、一番、高まったのがPKの場面です。
マルキーニョス選手が倒されて得たPK、当たり前のように、満男選手が普段通りにボールをセットして、ポジションに着く姿に、ここに限って外したら…と。もう8年くらいはPKを外してないのに。ペナルティアークの少し後ろから走り込もうとする本山選手の姿に、周囲の動きが早すぎてPK取り消しになるんじゃないか…とか。
左隅のいいコースに満男選手の強いボールが決まって、プレー再開。前からプレスをかけようと、大きなジェスチャーをした満男選手の姿を見て、少し気持ちが落ち着きました。このチームは、今まで通り攻めていくのだなと思って。
後半早い時間に、満男選手の左CKからの流れで、本山選手が見事なミドルシュートを決めたあとも、満男選手は同じジェスチャー。でも、3点目のマルキーニョス選手の、これも見事な個人技で決めたゴールのあとは、そのジェスチャーは出なかったですね。落ち着いて見えるけど、ちょっと普段と違うのかなと感じたのは、2点目のあと、普段なら、ほぼ間違いなく一番遅く戻ってくる満男選手が、最後でなく戻って来るのを見た時。でも、自分自身が冷静さを欠いて、あとは、何を見ていたんだか、よく分からないくらいです。
優勝決定後、満男選手はみんなと抱き合ってましたね。新井場選手とも固い抱擁を交わしてました。出場停止で試合に出られなくて、すごく責任を感じてたでしょうね。トステム賞は満男選手で、NHK泉さんのヒーローインタビューも受けました。
監督のあいさつのあとで、選手スタッフでの場内一周。ホペイロさんが渡してくれた優勝記念Tシャツを、いつの間にか頭巾のように頭に被っている満男選手。赤頭巾ですよ。絶対変(笑)。
そして、次々とサイドスタンドに引き上げられる選手たち。満男選手も監督も登ってたんですね。社長の胴上げがあって、監督の胴上げがあって、降りようとした満男選手にどうやらIN.FIGHTから声がかかったようで、オレはいいよ、ガラじゃないと言うように、小さく手を振った満男選手の照れ笑いが、かわいかった(笑)。で、何もしないでは降りさせてもらえない雰囲気に両手を大きく挙げたら、どっと盛り上がっちゃったんですね。続いて降りようとしていた本山選手と手をつないで、もう一度手を挙げて。そこまで煽ったら許してもらえません。結局、胴上げされちゃいました(笑)。
ようやく降りさせてもらえたのですけど、階段が用意されてるのに、満男選手、一気に飛び降りちゃって。運動神経に自信があるのは分かるんですけど、体が資本ですから、ハラハラしました。
シャンパンファイトは、遠巻きに見てたので、よくは見てません。いつの間にか、一人一人があいさつする感じになって、順番が回ってきたら、満男選手、マイクをセットして、何も言わずに下がったのは、受けを狙ってワザと? 周囲からブーイングを受けて、もう一度、マイクの前に立って、ものすごく甲高い声で一言だけ叫んだんだけど、聞き取れませんでした(汗)。そして、何かをサポーターに向かって投げ入れようとして、結局投げ入れなかったのは、シューズかしら?
優勝はやっぱりいいですね。勝利を続けてくれればそれでいい、結末がハッピーエンドでもそうでなくてもと思っていたけど、やっぱりいいです(涙)。
最近のコメント